作業服・ユニフォーム素材・必要条件をご紹介

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Top : 作業服・ユニフォームに、求められている第一条件とは?

作業服・ユニフォーム素材・必要条件

ユニフォーム用の素材といっても、何も特別な方法で生産した素材ばかりではありません。
一部の特殊な素材を除いて殆んどの素材は、一般アパレル用の素材と基本的にはあまり変わりが有りません。

(1) 作業服にとって一番大切なこと

大きく違うのはユニフォーム用の素材は、第一に『常時安定供給』が出来る事が不可欠であると言う点です。
即ちニーズに合わせて多年(数年から数十年)に亘り、随時リピート生産が短時間で可能であると云う事です。

(2) 次に、作業服にとって大切なこと

第二に、利用者にとってユニフォームはどの服よりも一番長い時間着用することになるので、「丈夫で長持ちする」ことは勿論、伸縮性・耐洗濯性等に高品質で半永久的に安定していると云う点です。

(3) 次に、作業服にとって大切なこと

第三に、価格が安価で長期に亘り変動が少ない安定価格であると云う点です。

◎この「三つの安定」が全てのユニフォーム用素材に共通している基本であり、
 ユーザーが求める大切で重要な「価値」ではないでしょうか!

条件2として、作業服・ユニフォームに今求められていること

次に作業服に求められる社会的役割として、「人に優しい」・「環境に優しい」素材の展開と言う考え方に基づいて、従来の綿・麻・シルク・ウール等の天然繊維に加え、新たに「とうもろこし」・「竹」の植物系繊維を開発し、安心素材の巾を広げる事が出来ています。
一方化学繊維では再生繊維として、使用済みのペットボトルを回収し、洗浄・粉砕してフレークとし、溶融して衣料用ファイバーへとリサイクル生産した再生ポリエステルを使用した素材を多品種に広げて展開しています。
再生ポリエステルも当初はペットボトルの分別回収等に多大な費用がかかり、再生繊維は価格が少し高かったのですが、国の法律として、「容器包装リサイクル法}が施行されてからは、一般住民が廃棄時にペットボトルの分別をして、行政が回収して再生工場に搬入する事になり、懸かる費用が大幅に低減され、現在では価格差は、ごく僅かなものになっています。

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